半首
0900026 20000円(税込み)
はつむり・はつぶり、漢字では半首と書きます。
おそらく幕末ののもと思われる。
古くは平安末期~使われており、上級武士は兜に下にしていた。
時代が下ると面頬・総面に代わっていった、つまりは面頬の古式。
面頬といわれてもピンとこない方も多いかもしれないが、
兜は頭と首を守るもので、顔ががら空きである。
この顔を守るのが半首、面頬。
大河ドラマなどでみんな面頬をしていないのは、
本来ならおかしいのだが、誰が誰だかわからなくなってしまうからか?
面頬をしている映像シーンはラストサムライで渡辺謙の登場シーンである。
が、本来面頬をつけてから面頬の上に兜の顎紐をかけるので、
兜を脱がずに面頬だけを外すシーンはなんだかちょっと。
で、半首だが、幕末になるとまた生産される。
簡易的ではあるが、軽くて携帯するのに便利だったであろう。
新選組では多く使われていたかもしれない。
よく映像で見かけるハチマキに鉄板を縫い付けたものよりかは
防御力が大分たかそうである。
これに鎖頭巾をかぶれば完璧といった感じだったろう。
ともあれ、幕末の半首
幕末・新選組装備コレクションにいかがですか?
横 182mm 縦 199mm
奥行 88mm 重さ296g