一文字堂 刀剣

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卍正次 / 大正三年                0010011
鑑定書 日本刀剣保存会       550000円(税別)
長さ 24.6cm  反り 0cm  穴 1 
平造  直刃  刀身重量 184g
時代 大正(1912~) 国 東京(武蔵国)  
元幅18.2mm   元重5.3mm 
海軍短剣拵入り。

卍正次は、本名桜井正次。慶応4年(明治元年)の生れ。
二代目固山宗次の門人、もしくは泰龍斎宗寛の子泰龍子寛次の弟子と伝わる。
どちらにしても幕末の名工固山宗次の系統に連なる。
明治中期に帝室技芸員制度(ランク的に現在の人間国宝か?)が設置されると
宮本包則、月山貞一、堀井胤吉、11代和泉守兼定と共に選出される。
有栖川宮威仁親王の相手鍛冶を兵庫県舞子で鍛刀のほか、東京四谷、京都八幡、富士山麓で作刀。

刀身
平造り、庵棟。
小板目、無地風に良く詰む。
丁寧に良く鍛錬された肌で鍛えのスジが出ているところもあるが、バックリ開いているところはありません。
刃紋、中直刃で鋩子直に子丸に返る。
匂出来でよく冴えています。
さすが、当時一流の刀工の作と感じられます。
サビ、刃切れはありません。(刃切れがあった場合は返品にさせてください)
砥の自体の状態は良いのですが、若干のヒケがあります。

拵え
海軍短剣拵(時代の物)
海軍の短剣拵も数種類あるが古いタイプの物である。
保存状態もまずまずで一部変色している部分はあるが、100年前の物なので時間経過を考えれば上物だと思われる。
ストッパーは効きます。
桜の高彫りが躍動感あふれ見事です。
鞘中央部は鮫張りで通常の刀の鮫鞘よりも粒の小さな鮫革で品良く仕上がっています。