平安城沖芝源信重作之 花押
昭和四十四年五月吉日
No.0010029
396000円(税別360000円)
長さ72.6cm 反り1.4cm 穴1
刀身重量985g 抜刀重量1266g
元幅34.2mm 先幅26.3mm
元重 8.0mm 先重 7.4mm
時代 現代 国 大阪府(河内国)
鎬造 刃紋 互の目乱れ
拵え入り 白鞘 つなぎ 樋有
沖芝信重刀匠は元来は堺の刀鍛冶、後、八尾に移る。父、沖芝正次に師事、後、人間国宝月山貞一の兄弟弟子で有る喜多貞弘に師事。隕石に含まれる隕鉄を材料に刀を作ったことで有名。隕鉄で刀を造るのは大変難しいそうでかなりの技量が必要。刀の斬れ味も優れていると定評がある。
本作は山姥切の長義・国広の写しを狙いに、反りを控えた打ち刀姿、いわゆる慶長新刀の典型的な姿で、身幅広く・先幅も広く・切っ先伸び・ガッシリとしている。個人的に日本刀の一番美しい姿のひとつと思う。
若干、浅いヒケがあるが、すぐに研ぎなおすほどでは無く、その分価格を抑えます。
拵え
柄・茶糸の諸捻り巻き、鞘・茶の変わり塗で目立ついたみは無く、ハバキ・目貫に三つ巴の家紋、鍔は現代の作家で豆州天城住寿雅の作。
柄長25.3cm 縁幅40.1mm 頭幅36.4mm
鍔縦81.4mm 鍔横81.3mm 鍔厚5.5mm 鍔重 99g
居合・試斬・鑑賞どれにも向くが、鑑賞用がおすすめ。特に三つ巴の家紋の方、ぜひ!
Name heianjyou okisiba minamoto no nobusige korewotukuru kaou
shouwa 44 nen 5 gatu kichijitu
Blade length 72.6cm
curve 1.4mm
Mekugi hole 1
thickness 8.0mm 7.4mm
width 34.2mm 26.3mm
Age 1969
Country osaka kawachi
Type sinogi dukuri hi hori ari