紀伊国治光作
平成三年八月吉日
010053 440000円(税込)
長さ75.3cm 反り2.9cm 穴1
刀身重量 925g
元幅 33.6mm 先幅 24.6mm
元重 7.6mm 先重 5.3mm
時代 平成 国 和歌山県(紀伊国)
鎬造 太刀 刃紋 互の目丁子乱れ
白鞘
治光刀匠は本名大川治。鍛冶職の父に師事、後刀匠河内国平に指導を受ける。和歌山県の名工に指定される。
本刀は鎌倉時代・一文字を写したものと思われる。
鎬作り庵棟、身幅広く重ね厚く反り高い、中鋒ないしやや詰まった堂々たる姿で迫力があります。
地鉄、小板目に柾かかり、地錵付く。波紋小錵出来の互の目丁子乱れ。丁子足良く入り華やか。
帽子乱れて小丸に返る。ハバキは銀の二重の太刀ハバキ。
治光刀匠は鎌倉の太刀を多く写しており、姿が非常にバランスがよい。研ぎもいい研ぎがかかっており、おすすめな一品である。